はじめまして。
首都圏の零細警備会社に約30年勤務していた、元・ウルトラグレートスーパーエリートサラリーマン(社畜)、福本幸一です。
※福本幸一はペンネームです。
アルバイト警備員として現場に立つところから始まり、長い会社員生活の中で、
人員配置、管制、現場管理、警備員教育、求人、面接、営業、顧客対応、クレーム対応、協力会社との調整など、
零細警備会社を回すために必要な仕事を、だいたい一通りやる羽目になりました。
なぜそんなに何でもやっていたのか。
零細企業だからです。
人がいなければ自分がやる。
誰かが休めば自分が埋める。
トラブルが起きれば自分のところに来る。
ぼく自身、自分のことをシゴデキだなんて思ったことはありませんが、
「できる人のところに仕事が集まる」
という、非常にありがたくない自然法則によって、気がつけば仕事に追い回される人間が完成していましたw
世の中には、
「難しい仕事は怠け者に任せると、ラクに終わらせる方法を考える」
みたいな有名な話があります。
なるほど。非常に合理的です。
じゃあ仕事をこなせる人はどうなるのか。
さらに仕事が来ます。
なんでやねん??!w
ラクになるために仕事を覚えたはずなのに、仕事を覚えるほど仕事が増える。
これもう労働のバグでは?
さらにそんなある時、サブで管制業務を担当していた社員が突然いなくなり、それ以降、まともな休みがほぼなくなりました。
通常業務だけで基本週7日。さらに月2〜3回ほど、土日の夜勤で施設警備の現場にも入る。
勤務回数で数えると、週9日、年間約390勤務相当。
……一年は365日ちゃうんかいッ?!!w
管制をやりながら現場にも出て、欠員があれば自分で埋める。
「仕事ができる人に仕事が集まる」を煮詰めた結果、自分が休まないことでしか組織が回らない状態になっていました。
今振り返ると、ぼくが30年間で学んだ最大の教訓のひとつは、
「自分が頑張り続けないと成立しない仕組みを作ってはいけない」
ということだったのかもしれません。
そんな生活を約30年続け、現在は警備業界を離れています。
……30年もいたら、もう十分でしょうw
警備業界で取得した資格・検定
約30年の警備業務の中で、以下の資格・検定を取得しました。
- 雑踏警備業務1級
- 雑踏警備業務2級
- 交通誘導警備業務2級
- 施設警備業務2級
- 警備員指導教育責任者資格者証 1号警備業務
- 警備員指導教育責任者資格者証 2号警備業務
- 警備員指導教育責任者資格者証 3号警備業務
- 自衛消防技術認定証
資格だけ並べると、なんだか立派な人に見えます。
実際に30年間で身についたのは、それ以上に、
「人が足りない」
「時間がない」
「予定通りにいかない」
「でも仕事は止められない」
という状況で、とにかく全体を成立させる能力だった気がします。
最高の条件が揃うことなんて、ほとんどありません。
手元にある人、時間、情報、予算で、どうにか仕事を成立させる。
今振り返ると、ぼくが警備会社で長年鍛えていたのは、そういう高ストレス環境での運用能力だったのだと思います。
30年間の社畜生活のあと、AIに出会った
そんなぼくが今かなり興味を持っているのが、AIです。
ChatGPT、Claude、Claude Code、Geminiなどを触っているうちに、
「これ、昔なら何時間もかけてた仕事が全然違う形でできるんじゃないか?」
と思うことが増えてきました。
文章を書く。
調べる。
考えを整理する。
Webサイトを直す。
分からないことを一緒に解決する。
最近ではObsidianに自分の経験、価値観、文体、過去の文章などを蓄積し、それをClaude Codeに読ませることで、
自分専用の“外部知能”
を作る実験まで始めています。
長年自分の頭の中だけにあった知識が、必要なときにAIから呼び出せる。
命令ひとつで過去の経験を探して、記事の材料まで集めてくる。
いや、30年前に欲しかったわ!!!w
AIは「答えを出す機械」ではなく相棒
ぼくはAIを、
「何でも正解を教えてくれる魔法の機械」
だとは思っていません。
むしろ実際に使っていると、AIは普通に間違えるし、こっちの意図とズレることもあります。
だから大事なのは、
AIに考えさせて、人間が選ぶこと。
AIが出した答えをそのまま鵜呑みにするのではなく、
「なんかおかしい」
「そこ違う」
「こっちの方がいい」
という違和感を人間が検品する。
AIは答えを出す。
その答えを正解にするのは人間。
ぼくは今のところ、そんな距離感が一番しっくり来ています。
昔から残っている「知恵」も好きです
もうひとつ、ぼくが昔から好きなのが、
「人間が長い時間をかけて残してきた知恵」
です。
仕事、お金、人間関係、失敗、リスク、商売。
こういう問題って、AIが登場した現代でも、人間が何百年、何千年も前から悩み続けていることだったりします。
その中でも、ぼくが特に面白いと思っているもののひとつが「タルムード」です。
タルムードというのは、ざっくり言えば、
ユダヤ教の伝統の中で積み重ねられてきた議論や解釈をまとめた文献群です。
日本では、その中から派生した寓話や教訓が
「お金の知恵」「商売の知恵」「人生の知恵」
として紹介されることもあります。
もちろん、ぼくは宗教家でもタルムード研究者でもありません。
なのでこのサイトでも、
「タルムードではこうである!」
と専門家ヅラして断言するつもりはありませんw
そうではなく、
「この話、現代の仕事や人生に置き換えたらどうなるんだろう?」
という材料として考えていきます。
何千年も積み重ねられてきた知恵と、
ものすごい勢いで進化しているAI。
一見すると真逆ですが、結局どちらも、
「どう考え、どう判断し、どう生きるか」
という話なのかもしれません。
福本幸一の処世研究所でやること
このサイトでは主に、
- AI活用
- ChatGPT・Claude Code・Obsidian
- 仕事術
- 警備業界・零細企業での実務経験
- 組織・人材・マネジメント
- ライティング
- タルムードや古今の知恵
- サラリーマンの処世術
などについて書いていきます。
ただし、ネットで拾った一般論を並べるだけのサイトにはしたくありません。
基本は、
実際にやってみる。
失敗する。
直す。
「これ使えるやんけ!」となったら書く。
ですw
うまくいかなければ、
「結局ダメでしたw」
で終わる記事があってもいい。
成功談だけより、失敗して試行錯誤している途中の方が、誰かの役に立つこともあると思っています。
仕事に食われず生きる方法を研究する
30年間働いて分かったことがあります。
仕事というものは、
放っておいても減りません。
むしろ仕事ができるようになると増えることがあります。
だったら必要なのは、
「もっと頑張る方法」
だけじゃない。
仕事そのものを、もっとラクに、もっと賢く流す方法。
AIや新しい技術、昔から残っている知恵、自分自身の経験。
使えるものは全部使って、
どうすれば仕事に食われず、それなりに面白く生きられるのか。
それを試していく場所が、
福本幸一の処世研究所
です。
ウルトラグレートスーパーエリートサラリーマンから、ウルトラグレートスーパーエリート社畜を経由し、30年かけてようやく警備業界を卒業しました。
さて、この先どこへ行くのか。
ぼくにもまだ分かりませんw
その辺も含めて研究していきます。
福本幸一の処世研究所、開所です。