福本 幸一

古今の知恵・処世術

金が要らないとは言わない。ただ、金だけでもなかった、という話

「豊かな人とは、自分の持っているもので満足できる人」そんな言葉を最近知った。なるほど、と思う一方で、正直ちょっと待てよとも思った。だってぼくが会社を辞めるって決めた頃にやってたのは、瞑想でも断捨離でもなく、電卓アプリを開いて借金の残高を計算...
古今の知恵・処世術

「賢い人ほど、すぐ答えない」火災報と面接で思い知った「一拍置く」の強さ

初めて火災報が鳴った日のことを、今でもたまに思い出す。正確に言うと、「鳴った瞬間、自分がどうなったか」の話。とある施設の警備に入っていたときだった。ジリリリリ、と警報が鳴った瞬間、頭が真っ白になった。マニュアルとか手順とか、そういうのは一瞬...
古今の知恵・処世術

「安息日すら取れない働き方はダメだ」そう思いながら、完全オフが一日もなかった1年半

カレンダーが日曜日でも祝日でも、関係なかった。会社を辞めるまでの最後の約1年半、ぼくには仕事から完全に離れる日が一日もなかった。「ほぼ休みなし」ではない。一日もない。ここはけっこう大事なので、先に書いておきます。30年近くいた警備会社で、ず...
AI・仕事術

「自分専用の外部知能」を動かしたら、自分じゃない文章が出てきたw

少し前に、自分のXを3万件以上掘り返して、「自分専用の外部知能」を作り始めたという記事を書きました。自分が昔書いた文章。仕事で考えていたこと。判断基準。失敗。「これ、今読んでも自分っぽいな」と思う投稿。そういうものをObsidianに集めて...
警備業界・零細企業

生活保護を受けていた人も、何百人も部下を持っていた人も来た。警備会社で30年、人を見てきた話

警備員になること自体に、特別な免許や資格はいらない。もちろん法律上、警備員になれないケースはあるけど、基本的にはかなり入口の広い仕事だ。ただし、「警備員になろう」と思ったその日に現場へ出られるわけではない。警備員として働く前には法定の新任教...
警備業界・零細企業

採用して分かったのは、面接で分かることの少なさだった

何百人と面接してきた。そのくらいやれば、「この人は続く」「この人は危ない」くらい、ある程度分かるようになると思うでしょ。ならないwむしろ長く採用をやって分かったのは、人は、面接くらいでは全然分からない。ということだった。若い。受け答えもしっ...
警備業界・零細企業

仕事は毎日100%でやるな。休みなしの零細警備会社で生き残った「6割運転」

土曜の昼、スマホが鳴る。警備員からの定時連絡。「異常なし、これより場内巡回に入ります」それだけなら数十秒で終わる。でも異常があれば、そのまま対応が始まる。日曜も同じ。祝日も同じ。「休日でもたまに電話が来る」くらいなら、まあ、そういう会社もあ...
AI・仕事術

AIは「一発で正解」を出す道具じゃない。プロンプトを磨く時と、質問をズラす時

ある地方の卓球場のホームページに予約システムを入れているんだけど、また不具合が出た。管理画面には予約日時がちゃんと入ってる。なのに、お客さんに届く通知メールには日時が入ってない。あれ?これ前も似たようなことあったな……。既視感wChatGP...
警備業界・零細企業

仕事ができる警備員は、最初にどこを見るのか? 30年現場を見てわかった「差」

警備員を長く見ていると、「この人、できるな」というのは、わりと早い段階でわかる。別に、誘導灯を振る動きがキレッキレだからとか、声がデカいからとか、そんな話じゃない。もっと手前。何を見ているか。ここが違う。以前Xに、交通だと現場を一瞥して最も...
警備業界・零細企業

「明日3人足りない。」零細警備会社の管制は、そこからどう現場を埋めていたか

朝、出社して管制ボードを眺める。最初に見るのは、「明日、あと何人足りない?」だった。特に12月から年度末にかけては、工事が増える。工事が増えれば、当然そこに必要な警備員も増える。「明日3人足りない」「こっちはあと2人」そんな状態が珍しくなか...